腸管バリアシステム(機構)とは?
腸管粘膜は、400平方メートルのも広さがあり、常に消化液や病原菌ウイルスなど、様々なリスクに曝されています。
腸管は分子量50万~3000万の高分子糖タンパク質の『ムチン』という物質の層や『抗菌ペプチド』などによって、これらの障害を引き起こすものから守れています。
このような腸管粘膜を守る仕組みは『腸管バリアシステム』と呼ばれてます。
腸管バリアシステムがおかしくなると?
腸管バリアシステムが破綻すると、腸管から血中への病原菌やウイルスやタンパク質の侵入を許すことになり、感染症のみならず、アレルギー症状発症のリスクも高くなってしまいます。
腸管バリアシステムを健全に保つには?
腸内フローラ(腸内細菌叢)の乱れは腸管バリアシステムの機能を低下させます。
プロバイオティクス、バイオジェニックス、プレバイオティクスなどを摂取して腸内環境を整えることが腸管バリアシステムを健全に保つことにつながります。
腸内環境を改善する作用のある善玉菌は→こちら
腸管バリアシステムを強化に関する具体的な研究成果のある菌も存在する
- ビフィズス菌LKM512株
- バイオガイア社のロイテリ菌
- LB81乳酸菌
- SBL88乳酸菌
- 乳酸菌シロタ株
- ビフィズス菌B-3
これらの菌は研究成果などに腸管バリアに関する効果が見受けられます。
※明治ブルガリアヨーグルトに含まれる菌はLB81乳酸菌はLactobacillusの「LB」とブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株の末尾の「8」、「1」を組み合わせ命名されています。