ビフィズス菌B-3は2002年に乳児から発見されたヒト由来のビフィズス菌です。
小型の植物性カプセルにつめられたビフィズス菌B-3は生きて腸に届きます。
ビフィズス菌B-3は、腸内フローラと肥満の関係に着目して発見された特別なビフィズス菌で、抗肥満作用・メタボリック症候群に関する研究が盛んなことが特徴です。
脂肪の蓄積をブロックする酢酸をおなかの中で作り出す働きに加え、腸の「バリア機能」を回復させる働きがあることがわかっているビフィズス菌B-3には、マウスや人を対象にした実験で次のような作用が確認されています。
体脂肪減少・肝機能の悪化を改善
ヒトの肥満度を表す指数であるBMI(Body Mass Index)が高めの人ににビフィズス菌B-3を12週間摂取してもらったところ、ビフィズス菌B-3を摂取した人たちはビフィズス菌B-3を摂取しなかった人たちに比べて体脂肪が減少しました。
また、血液検査において、B-3を摂取したグループでは肝機能の悪化を示すマーカーの値が12週間目で改善が見られました。
ビフィズス菌B-3はビフィズス菌BB536株およびN-アセチルグルコサミンと併せて摂取することにより「体重・体脂肪を減少させて高めのBMIを改善する」効果が確認され、機能性表示食品の関与成分になりました。
内臓脂肪、皮下脂肪の減少
生活習慣病の原因となる内臓脂肪や皮下脂肪の減少にも効果があると考えられています。
動脈硬化の予防
ビフィズス菌B-3は、コレステロールを分解する機能を持つ肝臓に、体内の細胞に蓄積された古いコレステロールを送り届けてくれる「善玉コレステロール」を増やし、動脈硬化を予防する作用が期待されています。
菌概要
菌の名前 | ビフィズス菌B-3 |
菌の由来 | |
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利用時の菌の状態 |
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菌の強さ | |
期待される主な効果 | この菌を使用するメーカー |
菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。
※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。