プラズマ乳酸菌

プラズマ乳酸菌

キリンと小岩井によって発見されたプラズマ乳酸菌はプラズマサイトイド樹状細胞を活性化するとう研究成果が公表されている唯一の善玉菌です。

2012年にデビューした画期的な乳酸菌です。

以前からNK細胞、マクロファージなどの免疫細胞を活性化させる善玉菌は数多く見つかっていますが、プラズマサイトイド樹状細胞を活性化してくれるものはありませんでした。

通常、プラズマサイトイド樹状細胞は病原体に感染したりしないと活性化しませんが、プラズマ乳酸菌を摂取することによってプラズマサイトイド樹状細胞は活性化して、各免疫細胞に指令が下り、臨戦態勢に入ります。

このようなプラズマ乳酸菌の効果は生菌でも死菌でもほとんど変わらないということです。プロバイオティクスというよりもバイオジェニックス的な要素の強い菌と言えますね。

(※バイオジェニックスとは菌体自体や菌の作り出した物質による良い効果のことです)

プラズマ乳酸菌はヨーグルトの発酵に利用されることもあれば、殺菌済みの菌体をサプリメントや清涼飲料水などに添加して利用することもできるわけです。

プラズマサイトイド樹状細胞とは?

プラズマサイトイド樹状細胞はウイルス感染防御に重要な役割を果たし、私達のカラダの中の免疫細胞を総合的に活性化します。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)
全身をパトロールし、他の細胞からの攻撃命令を必要とせず、ガン細胞やウイルスや細菌に感染した細胞を見つけ次第退治する。
キラーT細胞
攻撃命令を受けたあと、ガン細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃する。
B細胞

攻撃命令を受けたあと、抗体を作り出し、病原菌を攻撃する。

インターフェロン
病原体や腫瘍細胞などの異物に反応して、分泌されるタンパク質。ウイルス増殖や細胞の増殖を抑制する

プラズマサイトイド樹状細胞からの指令がいくつもの役割をもつ免疫細胞の全ての種類を活性化させるため、総合的に免疫を高めることができます。

プラズマ乳酸菌の効果

風邪・インフルエンザの症状が軽減

風邪・インフルエンザの感染率が減少

18歳~39歳までの健康な男女657名を対象に、冬季12週間の臨床試験を実施。風邪やインフルエンザにかかる割合が

  • プラズマ乳酸菌を摂取していなかったグループ→35.1%
  • プラズマ乳酸菌を摂取していたグループ→28.8%

と、プラズマ乳酸菌を摂取していたグループのほうがやや良い結果がでました。

風邪やインフルエンザの「のどの痛み」や「せき」などの症状が軽減

またプラズマ乳酸菌を摂取していたグループでは「のどの痛み」「せき」などの自覚症状が低減していました。なかでも重症者の症状が大幅に減少していることが確認されました。

ロタウイルス感染症状の緩和

生後7日齢のマウスにサルロタウイルスを経口感染させ、ウイルス接種2日前から飼育終了時まで、プラズマ乳酸菌 (JCM5805株)を1mg/日/匹となるように経口投与したところ、

  • プラズマ乳酸菌を投与しなかったマウスたち(8匹)→下痢によって体重 が増えなくなる傾向が見られました。
  • プラズマ乳酸菌を投与したマウスたち(8匹)→順調に成長していくことが確認されました。

さらに、プラズマ乳酸菌を投与されたマウスたち(8匹)には、感染2日後の糞便中ロタウイルス量の低下が確認されました。

また、感染3日目における腸管での抗ウイルス因子の上昇傾向、その他脾臓中プラズマサイトイド樹状細胞の有意な活性化が確認されました。

アンチエイジング・寿命伸長

アンチエイジング

老化促進マウスを、通常のエサを与えたグループとプラズマ乳酸菌乳酸菌を加えたグループとを5週齢から82週齢まで飼育しました。

その結果、プラズマ乳酸菌を与えたグループはプラズマ乳酸菌を与えなかったグループと比較して、老化スコアの有意な改善が認められ、

  • 加齢に伴い毛つやが悪くなる
  • 皮膚表皮が薄くなる
  • 筋肉量が減少する

といった老化現象の進行を緩和することが確認できました。 

寿命伸長

さらに、プラズマ乳酸菌を摂取したマウスたちは、82週齢時点での生存率および感染防御機能を担うプラズマサイトイド樹状細胞の活性度が有意に高いことが確認されました。

マウスの自然死の原因の1つは、肺や肝臓等で起こる過剰な炎症(肺炎、膿瘍等)とされていますが、プラズマ乳酸菌の摂取によって免疫力を向上し、

  • 日常的な感染の予防
  • 抗腫瘍作用
  • 体内での累積炎症頻度の低下

などによりマウスの生存率の向上にも繋がると考えられます。

肌の免疫力とバリア機能の増強効果を確認(肌フローラの改善)

プラズマ乳酸菌の経口摂取により、

  • 肌における悪玉菌である黄色ブドウ球菌の増殖を抑制
  • これに伴う肌状態の悪化を抑制
  • 肌のバリア機能維持に重要なタイトジャンクション遺伝子、有害な細菌に対する殺菌作用を示す抗菌ペプチド遺伝子の有意な発現増加

といった効果が確認されました。

菌概要

菌の名前
プラズマ乳酸菌(JCM5805)
菌の由来-
利用時の菌の状態
  • 生菌
  • 死菌
菌の強さ-
期待される主な効果 この菌を使用するメーカー

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菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。

※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。