N-1株

N-1株

ラクトバチルス・カゼイ・N-1株は胃や小腸で生存・増殖が可能ということなので、当然生きて大腸に到達しプロバイオティクスとして機能します。

また、N-1株は菌体自体に有害物質を吸着させて排出させるという効果もあります。バイオジェニックス的な要素も持った菌です。

N-1株の効果

整腸作用

健康な成人に300mlずつ14日間摂取してもらったところ、ビフィズス菌が増加し、悪玉菌であるクロストリジウムが減少したことが観察されました。

腸内環境を改善し、便の質の向上が確認されました。

抗変異原性作用

生物の遺伝情報(DNAあるいは染色体)に変化をひき起こす作用を有する物質を変異原と呼び、その作用の強さを変異原性と呼びます。

変異原によって遺伝情報に狂いが生じると、染色体異常による様々な疾病やガンが引き起こされます。

ラットに発がん性物質を投与すると、糞尿変異原性が上昇しましたが、N-1株を同時に投与すると、この上昇が抑制されました。

これはN-1株が生きたたまま腸管に到達し、変異現物質と結合して排出されていると考えられています。

コレステロール値低下作用

食物由来のコレステロールの吸収を妨げるためにコレステロール低下作用があると考えられています。

菌概要

菌の名前
N-1株
菌の由来-
利用時の菌の状態
  • 生菌
菌の強さ
期待される主な効果 この菌を使用するメーカー

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菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。

※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。