『愛しとーと おなか快調宣言』は次の6つの魅力的な成分を含むスティックタイプのゼリーです。
- 難消化性デキストリン
- ガラクトオリゴ糖
- FK23乳酸菌
- EC-12乳酸菌
- ビフィズス菌
- 植物性乳酸菌
2~3種類の健康成分を含む製品は結構存在しますが、6つもの要素を含む製品は『愛しとーと おなか快調宣言』の他にはなかなかありませんね。
愛しとーと おなか快調宣言に含まれる善玉菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
フェカリス菌FK-23 | 加熱殺菌 | - | ヒト由来 |
フェカリス菌EC-12 | 加熱殺菌 | - | ヒト由来 |
ビフィズス菌 | 殺菌 | - | - |
植物性乳酸菌 | 殺菌 | - | - |
乳酸菌・ビフィズス菌は生きたま腸に届かなければ意味がないと思われがちですが、死んだ菌体にも良い効果があることは100年以上もの昔から判明していました。
菌体自体や菌の作り出した物質はプロバイオティクス(生きた菌による良い効果)ではなくバイオジェニックスと呼ばれることもあります。
殺菌済みの乳酸菌には、
- 一度に大量の乳酸菌を摂取できる
- 生菌とは違い安定しており、賞味期限が比較的長い
などのメリットもあります。
原材料をみると『おなか快調宣言』に含まれるビフィズス菌・植物性乳酸菌も殺菌済みのようです。
フェカリス菌FK23株やフェカリス菌EC-12株には豊富な研究成果がある
代表的なバイオジェニックス乳酸菌であるFK23株・EC-12株はヒトや動物を対象にした実験で様々は有用な効果が確認されています。
Fk23株とEC-12株を両方とも同時に含んでいる製品は『愛しとーと』社以外の製品にはないのではないのでしょうか。
公式サイトではFK23株・EC-12株が含まれていることが記載されていますが、なぜか商品のパッケージはそのことに関する記載はありません。
難消化性デキストリンを含む機能性表示食品
『おなか快調宣言』は水溶性食物繊維の難消化性デキストリンを含む機能性表示食品になっています。
届け出表示は次のようなものです。
本品には難消化性デキストリンが含まれます。難消化性デキストリンは、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させることにより、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにすることが報告されています。
さらに、おなかの調子を整えることも報告されています。
食後の血中中性脂肪が気になる方、おなかの調子を整えたい方に適しています。
つまり、『おなか快調宣言』には
- おなかの調子を整える効果
- 食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする効果
この2つの効果を期待することができます。
難消化性デキストリンとは?
難消化性デキストリンはサプリメント先進国のアメリカにおいても安全な食品として認められた『消化されにくいデキストリン』です。
小腸で10%が分解され、大腸で40%が腸内細菌の発酵を受けます。
本製品3本あたり5gの難消化性デキストリンが含まれています。
また、本製品3本あたりの食物繊維含有量は8.62gと非常に多く、1日あたりの食物繊維の摂取の目安量の3分の1程度が摂取できてしまいます。
※機能性表示食品とは?
2015年4月から始まった制度で、しっかりとした科学的根拠があれば、その機能性をパッケージなどに記載できるようになりました。
特定保健用食品の違いは消費者庁の個別審査を受けていないといったことなどがあります。
ガラクトオリゴ糖も含んでいる
ガラクトオリゴ糖は消化液などに耐えて大腸まで到達し、腸内に住んでいる善玉菌であるビフィズス菌のエネルギー源になるオリゴ糖の一種です。
難消化性デキストリンやガラクトオリゴ糖は腸内細菌へ良い効果を及ぼすプレバイオティクスと呼ばれます。
おなか快調宣言の味・風味
スティックタイプのゼリーなのでスプーンなど使わずに気軽食べることができます。
ヨーグルト風味のゼリーで、甘さは予想していたよりもかなり控えめです。
1日あたり摂取目安量は3本です。
3本あたりのカロリーは55.38gと控えめで、脂質も0gということもうれしいですね。
カロリー | 55.38kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0.0g |
脂質 | 0.0g |
炭水化物 | 21.14g (糖質:12.52g、食物繊維:8.62g) |
食塩相当量 | 0.07g |
どのような人にオススメか?
- おなかの調子を整えたい
- 食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにしたい
このような方にはもちろんオススメですが、
- ガラクトオリゴ糖
- FK23乳酸菌
- EC-12乳酸菌
- ビフィズス菌
- 植物性乳酸菌
難消化性デキストリン以外にも魅力的な成分が含まれています。
個人的にはFK23株とEC-12株が同時に摂取できることが本製品の魅力のように感じます。
食べるタイミングは?
1日あたりの摂取目安量
お食事の際に3本(39g)、1日1回を目安にお召し上がりください。
との記載があります。
原材料を見る限りではいつ食べても、3本を別々に食べても良いような気がしますが、本製品の持つ機能性『食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする』ためには食事の際にまとめて摂取する必要があるのでしょうね。
摂取の方法は、
食事と一緒によく噛んでお召し上がりください。また冷蔵庫等で冷やされるとより一層おいしくお召し上がりいただけます。
とのことです。
入手方法など
店頭で売っているのを見かけたことはないような気がします。
基本的にネット通販でゲットすることになりそうです。
賞味期限も1年ほどあるようですし、常温でも保存できるので家にストックしておくこともできますね。