カゴメ ラブレ α

記事公開日:2019年2月6日
最終更新日:2019年2月11日

カゴメ ラブレ α

『カゴメ ラブレ α』は

  • ラブレ菌(KB290株)
  • 食物繊維
  • オリゴ糖

が配合された乳酸菌飲料です。

植物性乳酸菌(植物から発見された乳酸菌)が配合された乳酸菌飲料としては国内初の機能性表示食品です。

また、ラブレαはプロバイオティクス(生きた菌による良い効果)、プレバイオティクス(オリゴ糖や食物繊維など善玉菌の餌になるもの)の2つの要素を併せ持つシンバイオティクスな製品でもあります。

カゴメ ラブレ αに含まれる善玉菌

菌の名前 菌の状態 菌の強さ 菌の由来
ラブレ菌(KB290株) 生菌 生きたまま腸に届く 京漬物「すぐき」

ラブレ菌は1993年に京漬物「すぐき」から発見された植物由来の乳酸菌です。

塩分、酸分の多い過酷な環境に耐えるので、生きて腸まで届き働きます。

本製品には一本あたり21億個のラブレ菌が配合されています。

ラブレαの味など

ラブレの風味です。

ヨーグルトではなく、ほのかなりんご風味ですね。

カロリーも1本あたり24kcalでとても低いので、毎日続けやすいですね。

ラブレαの効果

本製品は機能性表示食品ですので、次のような記載があります。

届出表示:

本品にはラブレ菌(Lactobacilus brevis KB290)が含まれます。ラブレ菌(Lactobacilus brevis KB290)は生きて腸まで届き、お通じと腸内環境を改善することが報告されています。お腹の調子をすっきり整えたい方にお勧めです。

1日の摂取目安量はラブレα1本です。

ちなみに機能性表示食品制度は2015年に始まった制度で、しっかりとした科学的根拠があれば消費者庁の許可を得てその保健効果をパッケージに記載できるになるというものです。(特定保健用食品とは個別審査は受けていません。)

ライバルの乳酸菌が機能性表示食品の関与成分となっていくなか、ようやくラブレ菌も2019年にそれになったわけです。

これでラブレも堂々と「便秘の改善が期待できる」と宣伝することができるようになりますね。

ラブレ菌(KB290株)の効果

ここに紹介するラブレ菌の効果はあくまで研究成果であって、製品自体の効果ではありませんが整腸作用以外に次のような作用も報告されています。

免疫力強化

ラブレ菌はリンパ球を刺激してインターフェロンαという物質を作らせ、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化します。

インフルエンザ予防

2014年1月〜3月に小学生を対象とした、かなり大規模(3000人弱)なインフルエンザ予防効果を検証する実験を行っていて、

  • 飲まなかった人のインフルエンザ感染率→23.9%
  • 飲んだ人のインフルエンザ感染率→15.7%

 とラブレ菌を摂取した人のインフルエンザへの感染率を下げる実験結果を得ました。

また、予防接種を受けなかった児童においては、受けた児童よりも、効果が明らかにあることが証明されました。

(菌の効果はあくまで研究成果であって、製品自体の効果ではありません。)

オリゴ糖、食物繊維も配合

ラブレαにはオリゴ糖(ラクチュロース)や食物繊維も配合されています。

これらの成分は消化されにくく、大腸まで到達してビフィズス菌などの善玉菌のエネルギー源になります。

入手方法など

ヨーグルト売り場の充実したスーパーには売っているでしょう。

私はオーケーストアでゲットしました。

 

商品概要

商品名
カゴメ ラブレ α
メーカー
種類
  • 整腸作用(機能性表示食品)
商品タイプ
  • 小型ドリンクタイプ
定価- 内容量
130ml

栄養価

1本あたり

カロリー
24kcal
タンパク質
0.8g
炭水化物
6.8g
脂質-
糖質 - カルシウム
34mg
ナトリウム
11mg
その他
カリウム:68mg、リン:20mg