GABAを産生するラクティス菌

ヤクルト社の「プレティオ」は血圧を下げるという保健効果から特定保健用食品になっています。

シロタ株とラクトコッカス・ラクティス菌が協業して、GABAを産生します。

この「GABA」が特定保健用食品の関与成分になっています。

GABAが産生されるプロセス

シロタ株が乳に含まれるタンパク質を分解してグルタミン酸を作り出します。

次に、ラクトコッカス・ラクティスがこのグルタミン酸を利用してGABAを産生します。

(ヤクルト社の特許)

GABAの効果

私達のいカラダの至るところに存在するGABA(Gamma Amino Butyric Acid)はアミノ酸の一種で、食品やサプリメントから摂取するとリラックス効果やストレス対策効果があることでも知られています。

GABAの血圧降下作用

短期的作用

GABAはノルアドレナリンの分泌を抑制し、細動脈が緩和され、結果として血圧が低下します。

長期的作用

GABAを摂取すことにより、ナトリウムの排出が促進され、血圧が下がると考えられています。

菌概要

菌の名前
GABAを産生するラクティス菌
菌の由来-
利用時の菌の状態- 菌の強さ-
期待される主な効果 この菌を使用するメーカー

他の菌の効果を見る

菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。

※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。