「プレティオ」には乳酸菌L.シロタ株と乳酸菌ラクトコッカス・ラクティス菌が含まれています。
この2つの菌の協業によってGABA(γ-アミノ酪酸)が産生されます。(ヤクルト社の特許製法)
乳酸菌によって産生された物質が主役なのでバイオジェニックス的要素の強い製品ということができますね。
※バイオジェニックスとは菌のカラダ自体や菌の作り出した物質による良い効果のことを指します。
「プレティオ」の名前の由来は
”Drink for Preventve Treatment & Improvement in Out healty”の頭文字をとった造語だそうです。
- 「preventive」予防
- 「treatment」治療
- 「improvement」増進、改善
プレティオに含まれる善玉菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
乳酸菌L.シロタ株 | 生菌 | 生きたまま腸に届く | ヒト由来 |
GABAを産生するラクティス菌 | 生菌 | - | - |
ヤクルト社のニュースリリースによると一本あたり100億個以上のシロタ株を含んでいるとのことです。
プレティオ一本あたりGABAを10mg以上を含んでいます。
プレティオの味・風味
ヤクルトとも、ミルミルとも違う味です。のむヨーグルトとも違います。
ラクティス菌が使用されているのでもっとチーズ系の乳製品の味を想像していましたが、乳製品ぽくありません。
甘みはヤクルトより少ないです。ぶどうのような酸味が感じられ、不思議な味です。
カロリーは一本あたり36kcalとかなり低めに抑えられています。
プレティオの効果
プレティオは血圧降下作用という保健効果から特定保健用食品の表示許可を取得しています。
プレティオを開発当時はGABAが特定保健食品の関与成分になっていなかったため、とても厳しい審査を受けているそうです。
文字通り、プレティオの効果は消費者庁の御墨付きの効果です。
GABAの血圧降下作用
短期的作用
GABAはノルアドレナリンの分泌を抑制し、細動脈(動脈から毛細血管に至る直前に存在する血管)の収縮が緩和され、結果として血圧が低下します。
長期的作用
GABAを摂取すことにより、ナトリウムの排出が促進され、血圧が下がると考えられています。
GABAの他の効果
GABAはリラックス効果があるアミノ酸としてもよく知られており、ストレス対策や安眠にも有効な成分です。
GABAは「精神ストレスを緩和」する成分として機能性表示食品の関与成分になりました。(本製品は機能性表示食品ではありませんが)
私も毎晩寝る前にGABAのサプリを飲んでいます。
サプリ好きな私にとってGABAはのオススメ成分の一つです。
シロタ株の効果
シロタ株には10億個もあれば「おなかの調子を整える」という特定保健用食品の表示許可を取得できるほどのチカラを持っています。(→ソフール)
ヤクルト社のニュースリリースによるとプレティオには一本あたり100億個以上のシロタ株を含んでいるとのことです。
あくまでシロタ株の「研究成果」であって、本製品の効果ではありませんが、次のような効果が確認されています。
- 便秘・下痢の改善(整腸作用)
- ストレス軽減
- 睡眠の質の向上
- 腸管バリア機能の強化
- NK細胞活性化(免疫力強化)
- 風邪予防
- インフルエンザ対策
- アレルギー症状改善
- 花粉症対策
- 抗変異原性(=遺伝情報に異常を起こしてガンの原因などになる物質を減少させる効果)
- 大腸ガンの予防
- 乳がんの予防
- 膀胱がんの予防
- 高齢者の高血圧発症リスクの低下
- 病原性大腸菌0-157対策
- ノロウイルス感染性胃腸炎症状軽減(発熱日数の減少)
長い歴史があり、ヤクルト社の主力の菌であるシロタ株は多くの効果が確認されています。
入手方法など
スーパーで売っていることもありますね。
ヤクルトの製品なのでヤクルト販売店にいけば、ゲットできるでしょう。