ビフィズス菌B.ビフィダム Y株

B.ビフィダム Y

胃にとどくB.ビフィダム.Y株は、ストレスやピロリ菌と戦う現代人を応援するビフィズス菌です。

胃の粘膜に吸着しやすい菌として選ばれました。

ビフィズス菌は嫌気性の菌でなので酸素があると一般的には生育できません。しかし、B.ビフィダム Yは酸素に耐えられるよう強化培養され、酸素がある胃でも耐えぬくことができます。

ビフィズス菌は小腸下部から大腸で活躍するヒトにとって主力の善玉菌ですが、B.ビフィダム Yは「」でも活動してくれる珍しいビフィズス菌です。

胃の粘膜に吸着し、胃のむかつきなどの不定愁訴を緩和する作用があると考えられています

ピロリ菌対策のプロバイオティクスとしてはLG21乳酸菌が有名ですが、このB.ビフィダムY株にもピロリ菌の活性を抑制する効果が確認されています。

機能性表示食品の関与成分にもなった

B.ビフィダム.Y株は食後の胃の負担をやわらげる効果から機能性表示食品の関与成分になりました。

B.ビフィダム Yの効果

食後の胃の負担をやわらげる効果

一時的な胃の負担を感じている健常成人79名を2つのグループに分け、被験食群には「BF-1(ビーエフワン)」を、対照群には疑似飲料(味や外見は同じで、有効成分を含まないもの)を1日1本(100ml)、4週間飲用してもらいました。

その結果、改訂FSSG(改訂Frequency Scale for the Symptoms of GERD)を用いた上腹部症状の評価において、被験食群では、「食後のみぞおちのいたみ」でのスコア改善(被検食群:-0.38 ±0.67、対照群:-0.08 ±0.69 (平均±標準偏差))および「食後の不快感」での改善率(「BF-1(ビーエフワン)」飲用後にスコアが改善した人の割合)の向上が確認されました。

また、GSRS(Gastointestinal Symptom Rating Scale)を用いた消化管症状の評価において、被験食群では、胃を含む上腹部症状の改善率の向上が確認されました)。

これにより、「BF-1(ビーエフワン)」の飲用による食後の胃の負担をやわらげる効果が、一時的に胃の負担を感じる健常成人において確認されました。

ピロリ菌に対する効果

B.ビフィダム Yには次のような効果が報告されています。

  • ピロリ菌活性抑制効果
  • 胃粘膜傷害抑制効果
  • 胃粘膜ガードの活性を高める
  • ピロリ菌陽性者における胃不定愁訴改善効果

機能性ディスペプシア(略称 : FD)を改善

B.ビフィダム Yには胃腸に不快な症状が表れる疾患「機能性消化管障害」や慢性胃炎や神経性胃炎とも呼ばれていた「機能性ディスペプシア(略称 : FD)」を改善する効果が期待できます。

「B.ビフィダムY株」を含む乳酸菌飲料を1日100ml、4週間毎日飲んでもらった結果、腹痛、下痢、便秘、胃もたれなどの消化管の不快な症状が改善され、飲用中止4週間後も効果が持続したことがわかりました。

ストレス軽減

また、消化管の自覚症状だけでなく、イライラや活気など心理的な自覚症状も改善され、ストレス により上昇する唾液中のコルチゾール濃度の低下も認めらました。

 

菌概要

菌の名前
B.ビフィダム Y(YIT10347)
菌の由来-
利用時の菌の状態
  • 生菌
菌の強さ
期待される主な効果 この菌を使用するメーカー

他の菌の効果を見る

菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。

※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。