ビフィズス菌HN019株

ビフィズス菌HN019株

HN019株は、ニュージーランドでおこなわれた研究によって発見されたビフィズス菌です。一般的にビフィズス菌は酸に弱いですが、この菌は酸に強いので生きたまま大腸に到達し、プロバイオティクス(生きた菌による良い効果)として機能することができます。

また、HN019株は人間の腸管細胞に付着しやすいという特徴ももっています。

HN019株は海外では「HOWARU Bifido」という名前で知られますが、「HOWARU」とはマオリ語で「健康」を意味しています。

HN019株は日本では日本ルナ社の製造するヨーグルトに使用されています。

HOWARU-Bifido.JPG

HN019の効果

整腸作用

HN019株を摂取する臨床試験では、被験者の便の中のビフィズス菌や乳酸桿菌が飛躍的に増加し、腸内環境が改善されました。

生きたまま腸に到達し、腸管に付着するHN019には整腸作用が期待できます。

食べ物の腸管通過時間の短縮および機能性胃腸症状に関する効果

ビフィズス菌HN019株を摂取することにより、食物消化物の腸管通過時間(gut transit time)が短縮されました。

また、HN019株は機能性胃腸症状(functional gastrointestinal symptoms)の発症の頻度を減少させます。

免疫力強化

NH019はNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性を2倍にしてくれるというデータがあります。

NK細胞はウイルスに感染した細胞やガン細胞を攻撃する非常に重要な免疫細胞です。

ロタウイルスや大腸菌に関連した下痢を軽減

子豚を使った実験ではHN019株を与えられたグループは、そうでないグループに比べて、糞便中のロタウイルスや大腸菌の数が減少しました。

また血中の免疫細胞の反応が高まり、消化管の病原体に対する抗体も増えました。

HN019株の摂取によって免疫力が強化され、ロタウイルスや大腸菌に関連した幼児の下痢の症状を軽減されることが期待されます。

病原性大腸菌O-157に対する効果

HN019株を与えられていたマウスは、HN019株を与えられていなかったマウスに比べて、O-157に感染する率が減少しました。

また、病原性大腸菌O-157に感染したマウスにHN019の入ったエサを与えたところ、血中の白血球やマクロファージが活性化され、腸管のIgA抗体の量も増加しました。

菌概要

菌の名前
ビフィズス菌HN019株
菌の由来-
利用時の菌の状態
  • 生菌
菌の強さ
期待される主な効果 この菌を使用するメーカー

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菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。

※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。