『森永乳業 トリプル ヨーグルト』は2019年4月16日から販売が始まったヨーグルトです。
2018年に発売した『トリプルアタックヨーグルト』のパッケージをリニューアルし、機能性表示食品にもなって、さらに商品名を変えた製品です。
中身、成分、風味はトリプルアタックヨーグルトと同じです。
以前は「塩・糖・脂」をキーフレーズにしたヨーグルトでした。
トリプルヨーグルトの特徴
低塩、糖質40%オフ、脂肪分ゼロが特徴のヨーグルトです。
魅力的な成分である、
- ペプチドMKPを100μg
- 難消化性デキストリンを5g
- ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)を1g
を含んでいます。
機能性表示食品になった
トリプルヨーグルトは次の3つの効果が期待できる機能性表示食品です。
- 高めの血圧を下げる機能
- 食後の血糖値の上昇を穏やかにする機能
- 食後の血中中性脂肪の上昇を穏やかにする機能
3つの機能を持つ機能性表示食品はヨーグルトでは初とのことです。
届け出表示:
本品にはトリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)と難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)には、高めの血圧(収縮期血圧)を下げる機能、難消化性デキストリン(食物繊維)には食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇を穏やかにする機能が報告されています。
森永乳業 トリプルヨーグルトに含まれる善玉菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
乳酸菌 | 生菌 | - | - |
森永乳業 トリプルヨーグルトに含まれている乳酸菌については公式サイトやパッケージに菌株の名前のなどは見当たりません。
ヨーグルトを作るための一般的な乳酸菌が使用されていると思われます。
味
脂肪ゼロのためあっさりしています。
甘さも控えめです。
スイーツというよりは『健康食品』といった感じのヨーグルトです。
森永乳業 トリプルヨーグルトに含まれる成分
トリプルヨーグルトの魅力は配合されている次の3つの成分です。
- ペプチド(MKP)
- 難消化性デキストリン
- ミルクオリゴ糖
ペプチド(MKP)
ペプチドMKPは森永乳業乳業が開発した成分で、メチオニン(M)、リジン(K)、プロリン(P)の3つのアミノ酸が組み合わさったペプチドです。
血圧が高めの方たちを対象としたヒト試験において、「MKP」を1日100μg(マイクログラム)摂った人々は摂らなかった人々と比較して有意に血圧が下がり、その効果が確認されています。
難消化性デキストリン
難消化性デキストリンは特定保健用食品、機能性表示食品の関与成分になっている人工的に作られる水溶性食物繊維の一種です。
- 整腸作用
- 食後血糖値の上昇抑制作用
- 食後中性脂肪の上昇抑制作用
などの効果が期待できます。
これら主な効果の他には、
- 血中総コレステロール値低下作用
- 中性脂肪低下作用
- 体脂肪低減作用
といった効果も報告されています。
本製品には5gもの難消化性デキストリンが含まれています。
5gという量はなかなか多い量です。
ということで、『トリプルヨーグルト』は食物繊維を摂取したい方にもオススメのヨーグルトです。
ちなみに厚生労働省による日本人の食物繊維の摂取目安量(2015年)は18歳以上では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。
ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)
ミルクオリゴ糖は胃酸などで分解されにくく、大腸まで到達してビフィズス菌などの善玉菌のエサになります。
トリプルヨーグルトを食べるタイミング
難消化性デキストリンは食後の血糖値や中性脂肪の上昇を抑制する効果が期待できるので、トリプルヨーグルトは食事の際に食べると良いでしょう。
1日いくつ食べればよいか?
トリプルヨーグルトに含まれる難消化性デキストリン・ミルクオリゴ糖は消化されにくく、大腸まで到達してビフィズス菌などの善玉菌のエサになります。
このような成分はプレバイオティクスと呼ばれます。食べ過ぎるとお腹がゆるくなることもあるかと思われます。
公式サイトでは食事の際に1日1個が目安とのことです。
入手方法など
ヨーグルト売り場の充実したスーパーには置いてあります。