BifiXヨーグルト ほんのり甘い脂肪ゼロ
本製品は「BifiXヨーグルト」の無脂肪バージョンです。
BifiXヨーグルトは100gあたり70kcal、その無脂肪版のこの製品は100gあたり42kcalとなっており6割程度のカロリーになっています。
キャッチコピーは以前は「おなかで増えるビフィズス菌」でしたが、『人生100年時代を腸から』に変更になりました。
グリコ社の研究によるとヨーグルトを食べるタイミングとしては朝食時が良いとのことです。
食物繊維(イヌリン)も配合された
腸管増殖性を有するビフィズス菌BifiXと、食物繊維のイヌリンを同時に摂取することで、腸内ビフィズス菌数を増加させる効果が高まることが臨床試験で明らかになりました。
また、ビフィズス菌BifiXの腸内増殖性には個人差がありますが、ビフィズス菌BifiXが増殖しにくいヒトでも、ビフィズス菌BifiXをイヌリンと同時に摂取することにより、腸内ビフィズス菌の増加が確認されました。
以上のことから、ビフィズス菌BifiXとイヌリンを同時に摂取することは、より多くのヒトの腸内環境改善に寄与できる可能性があることがわかりました。
BifiXのようなプロバイオティクス(生きた菌)とイヌリンのようなプレバイオティクス(オリゴ糖や食物繊維などの腸内環境を改善する成分)を同時に摂取することをシンバイオティクスと呼びます。
BifiXヨーグルト ほんのり甘い脂肪ゼロ に含まれる善玉菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
ビフィズス菌Bifx (GCL2505株) |
生菌 | 生きたまま腸に届き、増殖する | ヒト由来 |
本製品に含まれるビフィズス菌Bifixは「生きたまま腸に届き、増殖する」ことのできる数少ない菌です。
以前は100gあたり100億個のビフィズス菌Bifixを含んでいるとのことでしたが、おそらく現在も十分な量の菌数が配合されているはずです。
味・風味
他の大型カップタイプの脂肪分調整なしのプレーンヨーグルトと無脂肪なプレーンヨーグルトを比べると、無脂肪のほうがややコクが少なかったり、味があっさりしていると感じることが多いです。
しかしBifixの場合は加糖してあったり寒天やゼラチンが入っているためか、脂肪あり版と本製品との差はあまり感じられませんでした。
本製品は加糖され十分な甘みがあります。「ほんのり甘い」と書いてありますが、「結構甘い」と感じる方もいるかもしれませんね。
またゼラチンや寒天も入っているので、ちょっと固めでスプーンですくいやすいです。
忙しい朝にはそのまま食べて十分甘くておいしく、食器に移しやすいヨーグルトです。
BifiXヨーグルト ほんのり甘い脂肪ゼロ
朝食BifiXだったころはパッケージには次のような記述がありましたが、リニューアル後はなくなってしまいました。
本品にはビフィズス菌 BifiX( B. lactis GCL2505 )が含まれます。ビフィズス菌 BifiX は生きて腸まで届き、 腸内で増殖することで、 腸内環境を改善することが報告されています。
なんと食べた数の10倍以上の菌数が糞便に見つかるということもあるそうです。
また、ビフィズス菌Bifixは他のビフィズス菌に比べて増殖するスピードが早いことも特徴です。
しかし、大腸で増殖するからといっても、ずっと住み着いてくれるわけではないでしょうから定期的な摂取は必要です。
ビフィズス菌bifixのメタボリックシンドロームに対する効果
脂肪を多く含む餌を与えて肥満にさせたマウスに、おなかで増えるビフィズス菌Bifix(GCL2505株)を与えたところ、内臓脂肪の蓄積が抑制され、糖代謝が改善されました。
また、Bifixの投与により腸や血液中の酢酸濃度が上昇しました。
腸内に生きて届き、増殖するBifixは腸内フローラを変化させて、酢酸などの短鎖脂肪酸を増やすことにより、メタボリックシンドローム改善を期待することができることが示されました。
(※この効果はあくまでビフィズス菌Bifixの『研究成果』であり、本製品の効果ではありません。)
入手方法
この製品もほとんどのスーパーマーケットで買うことができます。