『タカナシ乳業 ヨーグルト 脂肪ゼロプラス プレーンタイプ』は「食事の脂肪と糖の吸収を抑える」機能性表示食品です。
LGG乳酸菌と難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)を含むシンバイオティクスな製品です。(※シンバイオティクスとはプロバイオティクスとプレバイオティクスを両方含む食品のこと)
難消化性デキストリンは整腸作用などの様々な効果が確認されている水溶性食物繊維ですが、この製品では「食事の脂肪と糖の吸収を抑える」という機能性を与える役割をしています。
この製品には100gあたり食物繊維が5gも含まれており、食物繊維の1日あたりの目標摂取量の4分の1程度が摂取できることになります。
タカナシ乳業 ヨーグルト 脂肪ゼロプラス プレーンタイプに含まれる善玉菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
LGG乳酸菌 | 生菌 | 生きたまま腸に届く | ヒト由来 |
LGG株は生きたまま腸に届く菌です。
味
脂肪ゼロのため、あっさりしています。
加糖なしです。
少しとろりとした感じは『タカナシ 朝らくヨーグルト』に似ています。
LGG乳酸菌の効果
1985年に人から発見されたLGG乳酸菌は世界50カ国以上で利用されるプロバイオティクスです。
世界で一番多くの研究成果が報告されている菌とのことです。
LGG株は整腸作用=便秘の改善作用はもとより、
- NK細胞活性化
- 花粉症予防・症状改善(LGG乳酸菌とTMC0356菌の混合菌)
- アトピー性皮膚炎の改善
- 体脂肪低下(TMC0409菌、TMC1543菌、LGG乳酸菌の3つの乳酸菌で発酵)
- インフルエンザ症状軽減(マウスでの実験)
- ロタウイルス対策
などの多くの研究成果が報告されています。
LGG菌は表面が鞭毛で覆われいて、腸管への定着性が高いことも特徴です。
(※これらの効果は菌の「研究成果」であって、本製品の効果ではありません。)
難消化性デキストリンの効果
本製品の場合、難消化性デキストリンは「食事の脂肪と糖の吸収を抑える」という効果をもつ食品として添加されています。
難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分にもなっており、他の製品では難消化性デキストリンを有効成分として
- おなかの調子を整える
- 食後の中性脂肪の上昇をおだやかにする
と、いった製品もありますね。
入手方法など
ヨーグルトの充実したスーパーには置いてある可能性があるかと思います。
イトーヨーカドーにも売っていました。