主に小腸に住み着くフェカリス菌129 BIO 3B株。生きたまま届くだけでなく、すばやく増殖することも期待できるようです。ヒト由来の乳酸菌です。
大腸の善玉菌といえばビフィズス菌ですが、小腸ではフェカリス菌の属するエンテロコッカスという菌が優勢です。
フェカリス菌129 BIO 3B株は増殖性にすぐれ、腸内環境を整えます。
フェカリス菌129 BIO 3B株の効果
整腸作用
生きて腸まで届くこの菌は腸内環境を整えてくれます。また、ビフィズス菌やアシドフィルス菌といった善玉菌の増殖をサポートします。
虫歯の原因になるミュータンス菌を減少させる
口の中には虫歯の原因となるミュータンス菌という悪玉菌が住んでいます。
ミュータンス菌はバイオフィルムという膜上の構造体の中で糖を代謝して乳酸を作り出し、エナメル質を溶かして虫歯を進行させると考えられています。
フローセルシステムという歯表面の再現設備とマウスを使った実験では、フェカリス菌129 BIO 3B株を摂取することによりミュータンス菌の減少、およびバイオフィルムの形成も抑制を期待できるという研究成果が報告されています。
菌概要
菌の名前 | フェカリス菌129 BIO 3B株 |
菌の由来 | |
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利用時の菌の状態 |
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菌の強さ | |
期待される主な効果 | この菌を使用するメーカー |
菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。
※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。