主に大腸に住み着くビフィズス菌G9-1株は、他のプロバイオティクスとして用いられるビフィズス菌よりも腸内への定着性が優れているということです。
ヒト由来のビフィズス菌です。
ビフィズス菌G9-1株の効果
整腸作用
腸内への定着性の高いG9-1株は有害物質を作り出す悪玉菌の増殖を抑制し、腸内環境を改善します。
アレルギー性鼻炎の症状を抑制
ビフィズス菌G9-1株をアレルギー性鼻炎モデル(マウス)に投与したところ、くしゃみ・鼻詰まりの症状が抑制されたました。
スギ花粉症の症状抑制
スギ花粉症を発症させたモルモットにビフィズス菌G9-1株を投与したところ、鼻詰まりの発症を強く抑制し、重症化に伴って認められる鼻過敏症をほぼ完全に消失させました。
また、他の乳酸菌を用いたアレルギー性鼻炎の動物実験では多量の乳酸菌を投与していることがありますが、ビフィズス菌G9-1株は少量の菌数でも十分に効果が発揮されました。
コレステロール値・血糖値の低下
高脂血症・肥満および糖尿病を呈する3種類のモデル動物に餌とともにビフィズス菌G9-1株を与えた実験では、すべての動物で中性脂肪・コレステロール値を低下させる効果が確認されました。
糖尿病モデルマウスにおいては血糖値を減少させる効果も認められました。
菌概要
菌の名前 | ビフィズス菌G9-1株 |
菌の由来 | |
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利用時の菌の状態 |
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菌の強さ | |
期待される主な効果 | この菌を使用するメーカー |
菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。
※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。