『ドリンクヨーグルト おなかへGG! 』は1996年、ヤクルトやビヒダスに先んじて乳酸菌を関与成分とする第一号の特定保健用食品になりました。
2016年、20周年を迎えたロングセラーなプロバイオティクス・ヨーグルトです。
食べるタイプの『おなかへGG!』は1999年に特定保健用食品の表示許可を取得したとのことです。
ドリンクヨーグルト おなかへGG! に含まれる善玉菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
LGG乳酸菌 | 生菌 | 生きたまま腸に届く | ヒト由来 |
LGG株は生きたまま腸に届く菌です。
一本あたりあたり140億個のLGG株を含んでいます。個食タイプもドリンクタイプも同じ『140億個』です。
ドリンクヨーグルト おなかへGG!の味・風味
食べるタイプの『おなかへGG!』もかなりおいしいと感じました。
ドリンクタイプの本製品もとてもおいしいです。
一本100mlあたり脂質が1.2gで、やや低めのためか、あっさりしていて飲みやすいです。
ストローを挿すだけで飲めるのもいいです。
ドリンクヨーグルト おなかへGG!の効果
本製品は特定保健用食品の表示許可を取得しており、その整腸作用は消費者庁のお墨付きということになります。
- 生きたままLGG乳酸菌が腸まで到達し
- LGG乳酸菌が善玉菌を増やして悪玉菌を減らし
- おなかの調子を整えて、便性を改善する
腸内環境を改善して、便を改善してくれるわけです。
便秘の方にもおすすめですね。
特定保健用食品の表示許可:
本品は生きたまま腸に届く乳酸菌ラクトバチルスGG株の働きにより、おなかの中の良い菌を増やし悪い菌を減らして、腸内の環境を良好にするよう工夫したおなかの調子を整える食品です。
LGG乳酸菌の効果
1985年に人から発見されたLGG乳酸菌は世界50カ国以上で利用されるプロバイオティクス(生きた菌による良い効果)です。
2016年1月時点でLGG乳酸菌に関する研究論文は900報以上もあるということです。
LGG株は整腸作用=便秘の改善作用はもとより、
- NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性化
- 花粉症予防・症状改善(LGG乳酸菌とTMC0356菌の混合菌)
- アトピー性皮膚炎の改善
- 体脂肪低下(TMC0409菌、TMC1543菌、LGG乳酸菌の3つの乳酸菌で発酵)
- インフルエンザ症状軽減(マウスでの実験)
- ロタウイルス対策
などの多くの研究成果が報告されています。
LGG菌は表面が鞭毛で覆われいて、腸管への定着性が高いことも特徴です。
(※これらの効果は菌のあくまで「研究成果」であって、本製品の効果ではありません。)
入手方法など
たべるタイプの『おなかへGG!』に比べると、本製品を扱っているお店は少ないように感じます。