ビフィコロンS

記事公開日:2019年2月14日
最終更新日:2019年6月20日

ビフィコロン

ビフィコロンはビフィズス菌BB536株が配合されたプロバイオティクス・サプリメントです。

日清製粉グループの日清ファルマ社の製品です。

ビフィコロンS に含まれる善玉菌

菌の名前 菌の状態 菌の強さ 菌の由来
ビフィズス菌BB536株 生菌 生きたまま腸に届く ヒト由来

本製品はビフィドバクテリウム・ロンガムBB536株を1カプセルあたり55億個含んでいます。

以前は1カプセルあたり50億個でしたが、菌数を55億個に増やして「ビフィコロン」から「ビフィコロンS」へとパワーアップしました。

ちなみにビフィズス菌BB536株は1日あたり20億個程度の量で、特定保健用食品機能性表示食品にもなる実力(整腸作用)を持つ善玉菌です。

ビフィコロンの特徴はビフィズス菌BB536株のカプセル化

ビフィズス菌BB536は”素”の状態で摂取したとしても生きたまま腸に到達することのできるビフィズス菌ですが、ビフィコロンは特許取得のダブルガードカプセル技術によって大腸への到達率をさらに高めています。

2重になっているカプセルは外側が胃酸、内側が小腸の胆汁からビフィズス菌BB536を守ります。

ビフィコロンのライバル製品であろう森下仁丹社のビフィーナシリーズもビフィズス菌BB536をカプセル化していますが、あちらは細かい顆粒状のカプセルが1包ずつ詰められたものです。

個人的にはサプリメントの飲みやすさ・継続しやすさとしては、顆粒やタブレットよりもカプセルタイプが優れていると思います。

カプセルタイプのビフィコロンは摂取しやすく、継続しやすいサプリメントであるといえるでしょう。

ビフィコロンの効果

ビフィコロンは機能性表示食品ですので、堂々とパッケージに効果を記載することができます。

【届け出表示】

本品には生きたビフィズス菌(BB536株)が含まれます。

ビフィコロン(BB536株)には腸内環境を良好に、腸の調子を整える機能が報告されています。

ビフィズス菌の公式ページではビフィズス菌BB536株を摂取することにより、

  • 生きたまま摂取することで、腸内のビフィズス菌占有率が増加していること
  • 排便回数の増加
  • 便のニオイの減少(便中のアンモニア量が減少)

などの効果も紹介されています。

ビフィズス菌BB536株の効果

BB536株は整腸作用以外の多くの研究成果も報告されています。

長い歴史を持ち、海外にも輸出される日本発のヒト由来のビフィズス菌です。

ビフィズス菌BB536株は「おなかの調子を整える」という保健効果から特定保健用食品の関与成分にもなっています。

  • 便秘予防と解消
  • インフルエンザ予防
  • NK細胞活性化
  • 花粉症予防
  • ETBF菌を抑制して大腸ガンを予防
  • コレステロール値の低下作用
  • 病原性大腸菌0-157感染予防(マウスでの実験)
  • 潰瘍性大腸炎の症状を抑制
  • 骨の強度増強(骨粗しょう症のラットでの実験)
  • 肌状態の改善

ビフィズス菌BB536株にはこのような効果が期待されます。

(※ビフィズス菌BB536の効果はあくまで「研究成果」であり、ビフィコロンの効果というわけでありません。)

ビフィコロンの注意・副作用・摂取方法など

ビフィコロンの副作用は?

プロバイオティクス(生きた菌による良い効果)は安全であるものの、効果がマイルドであることが特徴です。

ビフィコロンはあくまで健康食品ですので副作用を気にする必要はないでしょう。

ただしビフィコロンは乳及びカニ由来の原料が含まれているので、これらのアレルギーがある方は注意しましょう。

また、まれにカプセルが十分溶解されずにそのまま便に出る場合もあるとのことです。

ビフィコロンの効果的な摂取方法

一般的には乳酸菌・ビフィズス菌は大腸への生きたままの到達率を上げるため「胃酸の薄まった食後」に摂取するのが良いとされています。

しかし、ビフィコロンの場合はダブルガードカプセルによって胃酸・胆汁からビフィズス菌BB536を守っているので、摂取するタイミングを気にする必要はないかもしれません。

また、先述のようにプロバイオティクスの効果はマイルドなのでコツコツと毎日、継続的に摂取することが重要です。

ビフィコロンの成分・原材料

ビフィコロンの1日摂取目安量(1粒0.28g)あたりの栄養成分
カロリー 1.25kcal
たんぱく質 0~0.05g
脂質 0.02~0.04g
炭水化物 0.23g
食塩相当量 0.0015~0.0046g
ビフィズス菌BB536 55億個

原材料:

澱粉、ビフィズス菌末(乳成分を含む)/HPMC、シェラック、キトサン(かに由来)、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン、カラメル色素、植物ワックス、ミツロウ

ビフィコロンの特徴まとめ

ビフィコロンは、

  • 非常に知名度の高いビフィズス菌BB536株を55億という、比較的多い量が配合されている
  • しかも特許取得のダブルガードカプセルにより大腸への生きたままの到達率を上げている
  • 摂取・継続しやすいカプセルタイプのサプリメント

このような特徴を備えたプレミアムなビフィズス菌サプリメントです。

日清ファルマ社の品質保証体制により、原料から製造、出荷まで厳格な管理がなされています。

製造年月などQRコードが印刷されたシールでしっかりと管理されているようです。

入手方法など

ドラッグストアなどには売っていないようですね。

14カプセル(500円)のお試しを利用できます。

商品概要

商品名
ビフィコロンS
メーカー
種類
  • 整腸作用(機能性表示食品)
商品タイプ
  • カプセル
定価- 内容量
14カプセル