『おいしいカスピ海 生乳たっぷり』は生乳がたっぷり63%使用された カスピ海ヨーグルトです。
以前は『グリコ おいしいカスピ海 特選生乳100% 400g』という商品名でしたが、リニューアルされました。
おいしいカスピ海 生乳たっぷり 400gに含まれる善玉菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
クレモリス菌乳酸菌CHCC2907株 | 生菌 | - | - |
サーモフィラス菌 | 生菌 | - | - |
多糖体(EPS)というネバネバ物質を作り出すことがカスピ海ヨーグルトに使われるクレモリス菌の特徴です。
クレモリス乳酸菌CHCC2907株とサーモフィラス乳酸菌を使用し、ねっと~り製法によって低温で発酵させています。
以前はグリコのカスピ海ヨーグルトにはクレモリス菌GCL1176株が入っているされているとの情報があり、かつてはグリコ社公式サイトにもGCL1176株の研究成果なども掲載されていたと思いますが、現在ではGCL1176株の情報はまったく見当たらなくなってしまったようです。
おいしいカスピ海 生乳たっぷり 400gの製法・味・風味
グリコ社独自の特許製法
カスピ海ヨーグルトの普通の作り方といえば
- 容器を消毒して
- 牛乳を入れて
- 種菌のカスピ海ヨーグルトを入れて撹拌して
- 27度にヨーグルトメーカーを設定して放置
ですが、
グリコはヨーグルトのチーズ臭さを減らすために、ストレプトコッカス・サーモフィラス乳酸球菌を同時に発酵させるという特許製法を採用しているとのことです。
凝ったことをしているわけです。
グリコオリジナルのレシピと製法、衛生管理のもとで製造しているため、一般家庭でカスピ海ヨーグルトの種菌として使用するのには適さないようです。
味・風味
乳成分が高められたミルクが使用されており、濃厚な味わいです。
開封してしばらく経ったものを食べたせいもあるかもしれませんが、以前よりも『チーズ』風味が強くなったように感じました。
これはこれでなかなか良いと思います。
入手方法など
イトーヨーカドーなどのヨーグルト売り場の充実したスーパーには置いてありますね。