グリコ ビスコ
グリコ ビスコはたお子様向けのクリーム入りのビスケットです。
昭和8年登場したということはヤクルトと同じ世代の製品ということになりますね。当時から乳酸菌入りだったのでしょうか。
ビスコにに含まれる菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
スポロ乳酸菌(有胞子性乳酸菌) | 休眠状態 | 生きたまま腸に届く | - |
5枚あたり1億個のスポロ乳酸菌を含んでいます。
休眠状態でクリームに入っていて、クリーム中ではほぼ数は変化しないということです。
休眠状態の菌といえば、かの新ビオフェルミンSに含まれている菌も同じように活動停止状態で供されますね。
活動停止状態の菌は製品の品質が安定するというメリットがあります。
スポロ乳酸菌は腸内に到達し、発芽します。
ビスコの味
素朴なクリーム入りビスケットです。いつ食べても懐かしい味です。
ビスコの効果
「おなかにやさしい乳酸菌が1億個!」とキャッチコピーがありますので、一般的な乳酸菌と同じ効果(=腸内環境への良い効果)が期待できるかと思われます。
1億個という菌数はプロバイオティクスとしては少ない方です。しかし数億個の菌数で整腸作用の効果が認められている指定医薬部外品も現実に存在しますし、数で効果が決定的に決まるわけではありません。
1パックあたりカルシウムが117mg入っていることは見逃しがちかもしれませんね。ビタミンB1,B2、ビタミンDも強化されています。ちびっ子たちを強くしてくれそうです。
入手方法
スーパーで購入できます。
お菓子売り場に行ってみると生菌を含んだ製品はほとんどありません。
お菓子のプロバイオティクス(生きた菌いりの製品)は珍しい存在です。