HSK201株
HSK201株はザワークラウト(キャベツの漬物)から分離した、植物性乳酸菌です。植物由来の乳酸菌は生命力が強いことが特徴です。この菌もまた胃液や腸液に対する強い耐性をもち、生きて腸まで届くことがわかっています。
この菌はヒト由来の菌ではありませんが、ヒトの腸管上皮細胞にしっかり付着し、プロバイオティクスとして働きます。
HSK201株の効果
整腸作用
生きて腸にとどき、そこにとどまることもできるの整腸作用が期待できます。
花粉症予防
花粉症の人にHSK201株が含まれた乳酸菌飲料を1日170ml、8週間飲んでもらったところ、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、涙目の症状が改善されました。
アレルギー症状はヘルパーT細胞のTh1細胞とTh2細胞のバランスが乱れ、Th2細胞が優位になったときにあらまれますが、HSK201株はこの2つの細胞のバランスを改善します。
マウスの皮膚炎を抑制
アレルギーのマウスにHSK201株を摂取させたところ、アレルギー症状のスコアが改善されました。
菌概要
菌の名前 | HSK201株 |
菌の由来 | |
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利用時の菌の状態 |
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菌の強さ | |
期待される主な効果 | この菌を使用するメーカー |
菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。
※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。