2000年に登場した定番のプロバイオティクス・ヨーグルト『LG21』のドリンクタイプです。
キャッチコピーは「リスクと戦う乳酸菌」。
日本人の5000万人以上の『胃』に潜むと推測される”リスク”と戦う乳酸菌入りのヨーグルトです。
パッケージデザインがが2016年3月ごろに変わりましたね。
明治プロビオ ヨーグルトLG21ドリンクタイプに含まれる善玉菌
菌の名前 | 菌の状態 | 菌の強さ | 菌の由来 |
---|---|---|---|
乳酸菌LG21株 | 生菌 | 胃酸に耐えて胃で活躍する | - |
LG21株の正式名称はLactobacillus Gasseri OLL2716株。LG21乳酸菌はガセリ菌の一種です。
パッケージや公式サイトには具体的な菌の数は表記されていませんが、「リスクと戦う」のに十分な乳酸菌LG21株を含んでいるはずです。
おそらくドリンクタイプの本製品にもに数億~数十億のLG21株が含まれていると思われます。
味・風味
酸味控えめで、飲み口はあっさりしていて飲みやすいです。
これなら毎日続けやすいですね。
明治プロビオ ヨーグルトLG21ドリンクタイプの効果
LG21ヨーグルトは特定保健用食品や機能性表示食品でもないので具体的な効果はパッケージや公式サイトには書いてありません。
『リスクと戦う乳酸菌』と書いてあるだけですね。
薬事法違反になってしまうので「ピロリ菌を除菌する!」といった趣旨の文言は書くことができないわけです。
しかし、LG21ほどの人気商品(一日に100万個以上も売れる)になってしまえば、今更パッケージに詳しい説明を書く必要もありませんね。
『”リスクと戦う乳酸菌”の意味するところは、「日本人の5000万以上がピロリ菌に感染していると推測される。ピロリ菌に感染すると胃炎や胃ガンのリスクが上昇する。LG21乳酸菌によってピロリ菌が抑制されればこのリスクを低減することができるかもしれない!」ということだな』
と、私達消費者はメディアやインターネットの情報から推測することができます。
乳酸菌LG21株の効果
ピロリ菌抑制作用
LG21乳酸菌は、
- 胃酸に対して耐性が強い
- 低pH条件下で生育する
- 胃の細胞への定着性が高い
- ピロリ菌の増殖を阻害する
このような条件を兼ね備えた、とても有用なプロバイオティクスです。
LG21乳酸菌を摂取し続けると、ピロリ菌の菌数が10分の1に抑制された、というデータもあります。
また、クラリスロマイシン耐性ピロリ菌などの耐性菌にを除菌治療する際にLG21株を併用することによって除菌成功率が約10%上昇するという研究成果も報告されています。
機能性ディスペプシア(FD)の症状の軽減作用
LG21には機能性ディスペプシアの症状を軽減する作用が確認されました。
※機能性ディスペプシア(FD)とは胃の痛みや胃のもたれなど、胃のつらい症状が慢性的に続いているのにも関わらず、内視鏡検査などをしても、胃炎・胃潰瘍など症状の原因が見つからないのが特徴の病気です。
(上記の菌の効果はあくまで『研究成果』であり、菌を含む製品の効果ではありません。)
入手方法など
大概のスーパー・コンビニに置いてありますね。
この製品に含まれるLG21が私達のカラダに潜む「リスク」と戦い、そして一定の成果を得るためにはには数週間にわたって、毎日、LG21乳酸菌を『胃』へ届けなければなりません。
食べるタイプのヨーグルトより、本製品のようなドリンクタイプのほうがスプーンなどを使わずに摂取できるので続けやくていいんじゃないでしょうか。