納豆菌K-2株

納豆菌K-2株は納豆菌で初めて「おなかの調子が整えること」という保健効果から、特定保健用食品(トクホ)の関与成分になった菌です。

納豆菌K-2株は芽胞と呼ばれる非常に安定した状態になり、腸内まで生きて到達します。

(※同じK-2株という名前ですが、植物性乳酸菌K-2株とは別の菌です。)

納豆菌K-2株の効果

納豆菌K-2株で発酵させた納豆を1日1回50g,2週間摂取してもらったところ,排便回数,排便日数,排便量が有意に改善されました。

また,便中のビフィズス菌の量が有意に増加しました。

生きたまま小腸に到達した納豆菌K-2株がビフィズス菌のエサになる成分を菌体から遊離し、ビフィズス菌の増殖が促されると考えられています。

※ビフィズス菌は近年では乳酸菌とは別の菌と分類される善玉菌で、主にヒトの小腸下部から大腸に生息し、ヒトに対して様々な有益な影響を及ぼしています。

納豆菌は糖化菌に属する菌で、その名前の通り、ビフィズス菌などの善玉菌のエサになるなどを作り出す能力があるわけです。

納豆菌はプレバイオティクスな要素の強いプロバイオティクスといえますね。

 

菌概要

菌の名前
Bacillus subtilis K-2株
菌の由来-
利用時の菌の状態
  • 生菌
菌の強さ
期待される主な効果 この菌を使用するメーカー

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菌の効果は研究成果であり、菌を含む製品の効果・効能ではありません。

※医薬品、医薬部外品、特定保健用食品などの一部の製品には善玉菌による整腸作用などの保健効果がある製品があります。